2007年12月14日 (金)
伊藤園社員が茶産地に足を運ぶ、その意味とは?
今回私は、伊藤園農業技術部の虎尾健志さんについて、大分県臼杵(うすき)地区での栽培・品質管理指導の現場に立ち会ってきました。そのときの模様をレポートします!
____________________________
農業技術部(※)の一氏(ひとうじ)秀樹さんとともに、茶畑を回ってお茶の幼木の育つ状態を注意深く見つめる虎尾さん
※農業技術部の仕事に関してはこちらもご覧ください
~虎尾さん、昨年2006年の春以来ですね。お久しぶりです。お忙しいところ申し訳ございません。本日はよろしくお願いいたします!
「こちらこそよろしくお願いします。茶畑日記、仕事の合間に読んでいますよ。多くの読者の方に、私たちの熱意が伝わってくれれば嬉しいです。」
~ではまず、今回臼杵にやってきた目的は主にどんなところにあるのですか?
「お茶の樹の生育状況について、茶農家や稲垣さんたちのような臼杵地区担当の農業指導員の方から詳しく聞くためにやってきました。やはり、自分の足で茶畑を歩き、お茶の樹の状態を見て、茶農家や指導員の方々の話を直接聞くことが大事だと考えています。茶産地に滞在しないと分からないことも多いんですよ。
また、これからお茶の樹が大きくなって、茶葉が収穫できるようになったら、茶産地から静岡の伊藤園相良工場に送られてくるお茶のサンプルやデータを元に他の部署も含めて会議を行います。『お~いお茶』の原料茶葉に求められる品質に関する具体的な数字や方向性を、必要に応じて私達農業技術部のスタッフが茶産地に飛んで直接指導を行ったりします。
直接指導できるメリットは、伊藤園のお茶づくりに対する考えを茶農家の方に伝えやすいという部分です。それに、一から畑をつくり茶農家と話し合いながらお茶を育てることで、栽培から製造に至るまで一貫した考えの下にお茶をつくることができる点です。」
~例えば“ホットPETに適したこんな茶葉をつくりたい!”という場合にも、伊藤園は茶農家に適切な指示を出しやすく、また茶農家もそれに応えやすいということですね。
(ホットPETに適した茶葉に関してのインタビューはこちら)
「その通りです。そうして私たちが自社で管理できる茶畑を全国に持つことで、高品質な国産茶葉の安定確保が望めます。そしてそのことが、『お~いお茶』のおいしさや香り高さ、安心安全な品質に大きく関わっていると考えています。」
~なるほど!おいしいお茶には、まず何よりおいしい原料茶葉づくりが必要不可欠ですものね。茶農家や指導員のみなさんとのコミュニケーションをとる上で、気をつけていることは何ですか?
農業技術部と茶農家、指導員の皆さんの話し合いの模様。周囲の風景はのどかですが、独特の緊張感が漂います
「産地の方々とは何度もお会いしているので、意思の疎通もしやすくなりました。同じ目標に向かって進む仲間という意識があります。
しかし、伊藤園の方針や求める茶葉の品質などを常に明確に伝達し、品質のチェックや栽培指導などは丁寧に行います。自分たちが本当に納得できる品質と少しのブレも許さないことが、『お~いお茶』のおいしさや消費者の皆様からの信頼につながり、結果的に茶産地の方々のためになると考えていますので、妥協は出来ません。」
~虎尾さんの仕事は、「お~いお茶」のおいしさのためにとても重要だということが、よく分かりました。では最後に、茶産地育成事業の今後の展望をお聞かせください。
「茶産地育成事業の目標は、数年以内に全国で1,000haの茶畑をつくることです。そのためにはまだまだ新しい土地が必要なので、全国を回っての交渉や調査も行っています。
事業の最初のモデルとなった都城地区で得た経験を元に、ここ大分県臼杵(うすき)地区、杵築(きつき)地区での事業は順調に進んでいます。都城地区で事業を開始した頃は、植えた苗木が土や気候に合わずに育たなかったことがあり大変苦労しました。
その分、この土地で初めて植えた苗木が元気に育つ様子を見ていると、茶農家の皆さんの協力のおかげもあってとても良いスタートを切れたことに、大きな安堵の気持ちを感じます。このまま目標を達成できるよう頑張りますので、『お~いお茶』を応援してください。」
~虎尾さん、今日は茶産地での栽培・品質管理指導という貴重な場に立ち会わせていただき、本当にありがとうございました!
いかがでしたか?「お~いお茶」は、伊藤園が茶農家と協力しながら各地に茶畑を広げて一から茶葉を育て、またその茶葉を直接仕入れることで、高品質な国産茶葉100%使用を実現させています。
茶農家の方々や、虎尾さんをはじめ伊藤園スタッフへの励ましや応援のメッセージをお寄せいただけたら嬉しいです。読者の皆様からのあたたかいお言葉、お待ちしています!
____________________________
【茶畑日記 こぼれ話】
大分県と言えば湯の国、源泉数・湧出量ともに日本一を誇る別府温泉が有名ですよね。実は私、お休みを使って人生初の別府の湯へ行ってきました。旅の疲れがすっととれる旅情あふれる温泉で、ほっと一息。また行きたいなあ・・。
























コメント
つい先日まで、てっきり中国産の極安の茶葉が使用されていると思っていました。
こんなに愛情を込めて育てられた茶葉が使われていたのですね。
安心かつ、嬉しくなります。
私臼杵の住人です。
なんだか伊藤園さんが、すごく身近に感じられて、というか、身内のような気がして(笑)
すっかり応援団員になってしまいました。
農業って、すごく大切ですよね。
遠く世界を視野に入れるのも大切ですが、しっかり足元を見つめて今手にしている価値あるものを大事にしなくては・・と思います。
では・・
投稿: fumfum | 2007/12/16 12:33:41
どこでどんな人がどんな風に育てて、作っているのか。
そんな事がとても温かく伝わってきます。
大量生産や流通が便利になったことで、直接生産者との関係が見えなくなりつつある今日この頃ですが、この日記で今まで見えていなかった事に気づかされました。
商品のひとつひとつに隠された生産者やメーカーの方々の思いをもっと身近に、もっと教えて頂きたいと思います。
投稿: yue | 2007/12/16 13:21:17
今年の世相を現す言葉が先日発表されましたね。「偽」でした。本当に信じられぬ偽装が次々と発覚し、何度も頭を下げる代表者をどれほど目にした事でしょう。国産茶葉100%にこだわる伊藤園を信じています。
投稿: まりん | 2007/12/16 13:50:35
虎尾さんって現場の人よりも科学者みたいな感じ、一風、有名映画のハリーポッターみたいで高感度抜群です。これからも度々出演して活躍ぶりをみせてください。期待しています。
投稿: N.A | 2007/12/20 21:47:41
夫婦の会話でよく出てくる‘おい・・・お茶’ってありますよねえ。少し暗いですが・・・お~いお茶は青空に向かって言ってるようです。
投稿: 行司 隆子 | 2007/12/28 11:37:45
我が家では「お茶!」の一言で旦那が淹れてくれます^0^
会社にいた頃は部下が10時と3時にコーヒーを淹れてくれたそうです。男も自立のご時世ですよ。「お~いお茶」のネーミングに勝る名前はいまだに無いですね。
投稿: まりん | 2007/12/28 16:48:19