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2007年12月21日 (金)

お茶殻も有効に活用しています 伊藤園の茶殻リサイクルシステム

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茶殻を配合した伊藤園の茶殻リサイクル製品

本日は伊藤園が推進する茶殻リサイクルシステムに関してお伝えします!

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茶殻を配合した商品の開発を担当している伊藤園開発部の佐藤崇紀さん。今回は茶殻リサイクルシステムに関するお話を聞かせていただきました。

~まず最初に、茶殻リサイクルシステムを推進することになったきっかけは何ですか?

佐藤さん「伊藤園の経営方針の1つである“みんなで環境を考える伊藤園”に基づき、伊藤園の緑茶飲料が開発された当時から、製造段階で出る茶殻の利用方法に関して様々な研究がなされてきました。ただ当初は、水分を多く含んでいる茶殻が腐敗してしまわないよう、機械で乾燥させてから加工するという方法を採っていました。

しかしその方法だと、機械を動かすために石油資源が必要ですし、それを燃やせば地球温暖化の一因となるCO2を排出することになります。まずは、ここにかかる無駄なエネルギーを削減しようというところから茶殻リサイクルシステムはスタートしました。

茶殻を飼料や堆肥として再利用するだけでなく、何かの製品の材料に配合してリサイクル製品として開発し、有効成分をより活かした再利用を出来ないかということも模索していました。

そして長年の研究の末、開発にこぎつけたのが、茶殻を乾燥させることなく保管する技術と、材料を作る工場まで運んでラインに投入するための輸送技術です。」

~すごいですね!当時としてはとても画期的な技術だったのではないでしょうか?

佐藤さん「そうですね。まだ4~5年前は環境問題に対する注目度が現在よりも低く、他に例のない試みでしたので、研究開発は試行錯誤の繰り返しでとても苦労しました。それに茶殻を何かしらの製品の材料に配合するということも初めてでしたので、最初は製品を共同開発していただく専門家の方のご理解を得られないこともしばしばでした。

それでも根気強く説明をして回り、協力していただけるようになった専門家の方たちと入念に話し合い、製品化したときに不備が無いよう丁寧な製品開発を心がけました。」

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リサイクル商品の一つ、世界初の茶殻を配合した畳“さらり畳”を共同開発した、畳の卸・小売業を営む北一商店の山形鉄志社長との打ち合わせ風景。

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山形社長にも畳に関するいろんな話を聞くことが出来ました。畳は日本人にとって身近な存在のはずなのに、知らないことだらけでびっくり!手にされているのは、開発中のお一人様専用畳?常に新しいものづくりに挑戦する、強い熱意を感じさせる方でした。

山形社長「私たちも環境に配慮した商品の開発を考えていたところでしたので、佐藤さんが話を持っていらしたときには『これだ!』と思ってすぐに意気投合しました。

さらり畳は発売以来様々なメディアで取り上げられており、とても反響の大きな商品です。さらり畳は、まだまだ機能的に進化する可能性を秘めていますので、今後も伊藤園開発部の方々と協力しながらより良い製品づくりを心がけていきます。」

~茶殻の入った畳ですか、興味津々です!何だか、いい香りがしそうでいいですね。商品に対する評価や反響はいかがですか?

佐藤さん「製品を共同開発した専門家の皆さんやお客様から高い評価をいただき、とても嬉しく思っています。以前、公園に設置された茶殻配合ベンチの様子を見に行ったとき、公園に遊びに来ていた方が、ベンチの説明書きを読んで興味を示していただけたらしく、しきりにベンチのお茶の香りをかいでいるところを目にしたんです。

やはり、私たちが開発したものに新鮮な驚きを感じていただき、取り組みに関して興味を持っていただく姿を見ると、開発者冥利に尽きる気持ちになります。」

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佐藤さんが開発したリサイクル商品のひとつ 茶殻配合ベンチ

~なるほど。では、お仕事をする上で気をつけていることは何ですか?

「日ごろから、環境問題やそれに対する取り組みについて情報収集するようになりました。また、伊藤園社員一人一人の地球環境に対する意識も向上してきていると感じています。

伊藤園は、緑茶飲料を世界で最初に発明したメーカーとして、茶葉を育てるところから茶殻の処理まで、最初から最後まで自社で管理し、責任を全うする義務があると強く感じています。

茶殻は、畳の上にまいて掃除をしたりなど、昔から日本人が生活の中でごく自然に有効活用してきたものです。私たちのリサイクルシステムによってその価値を再発見していただき、緑茶の更なる魅力をお伝えできればと思っています。」

~佐藤さん、今日は本当にありがとうございました。地球環境問題が声高に叫ばれる以前から社員が一体となって真剣に取り組んでいる姿勢に、私は思わず感動してしまいました!

茶殻リサイクルシステムに関しては、今後もひきつづきレポートしていけたらと考えています。次回は、今回の記事中で紹介させていただいた、茶殻を配合した畳“さらり畳”を制作している現場を訪ね、そのときの模様をお伝えする予定です。楽しみにお待ちください!

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【茶畑日記 こぼれ話】

伊藤園の茶殻リサイクルシステムは、環境を考えた取り組みとして、2005年の第2回エコプロダクツ大賞(エコサービス部門)農林水産大臣賞を受賞するなど各方面から評価されています。詳しくはコチラ

2007年12月21日 | 茶畑日記 |

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お茶殻も有効に活用しています 伊藤園の茶殻リサイクルシステム:

コメント

はじめまして、興味を持って読ませていただきました。
色々苦労があって出来上がった品々とても良い試みだと思います。
それらはどこにあるのですか?
実際に公園に設置してあったりするんですよね?
大学の時にお掃除のおばさんが、茶殻をまいてほこりが立たないようにして階段を掃除していらっしゃったことを思い出しました。
目にすることを楽しみに、その時には私も匂いをかいでみたいと思います。

投稿: もうちゃん | 2007/12/21 20:07:51

畳の中にお茶が入っているなんて中々おしゃれな畳ですね!
これからの時代は『地球環境に優しい』が合言葉で必要不可欠だと思います。

『伊藤園=お茶=畳』グローバルな商品に発展すると良いですね!

投稿: 緑の野菜 | 2007/12/22 13:44:39

この商品はどこで購入できますか

投稿: ヤマモトエイジ | 2007/12/22 14:21:21

お茶は、粉末にして飲むといいと聞き、それ専用にミキサーも買ったくらいなので、こういう使われ方がしていたのは驚きです。関心をもって、情報網をめぐらしていると思っていたのに、まだまだというびっくり感だけです。
でも、畳はきっといいお茶の香りもするのかなともっと知りたいですね。

投稿: マッキー00 | 2007/12/23 10:05:39

我が家に畳の部屋はついに無くなってしまいましたが、私はおばちゃんですから、昔は掃除にお茶殻は必需品でした。殺菌力とか考えてもなかったから、親を見て自然にやっていたのでしょう。ベンチ見たいですねえ。

投稿: きりこ | 2007/12/23 11:31:23

伊藤園さんの茶殻リサイクルはテレビ番組やエコプロダクツ2007で拝見して、面白い取り組みだな~と感心していました。今回、開発者の苦労話を知ることができて勉強になりました。

投稿: ショウジ | 2007/12/23 12:29:07

お茶がらが畳やベンチに大変身。欲しいです。
これってどこで買えるんですか?

投稿: お茶丸 | 2007/12/25 11:35:07

ブログを見てなるほどと思いました。

先日、乃木坂駅の坂を下ったところに、
伊藤園の自動販売機がありました。
お金を入れるところに
「リ茶イクル」なんて書いてあったから、
どういうことかと思ったら、
自動販売機の外側が茶殻リサイクル品のカバー
ということでした。

伊藤園って知ってる割には、
インパクトは無いけど、
いい事やってるんだな~
さりげなく、かっこいい!
次は、どんな「リ茶イクル」出てくるのか、
期待してます!

投稿: 港区町人 | 2008/01/10 17:44:29


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