« お茶農家 親子の絆 | 茶畑日記トップ | 冷たい緑茶デザートで、残暑を乗り切りましょう! »

2007年8月21日 (火)

真夏の農作業~鹿児島編

Ariake0812

8月10日撮影 残暑厳しい有明町のお茶畑

今回、私は再び「お~いお茶」の原料茶葉が育つ、鹿児島県志布志市 有明町にやってきました。暦の上では秋に入りましたが、ここでも猛烈な暑さでとろけちゃいそうです。泰久さん、残暑見舞いにやってきましたよー!

_________________________

Yassyan0812

伊藤園との契約お茶農家 おなじみの堀口泰久さん

「やあ、のりすけさんお久しぶり。有明町では今三番茶の摘採も終盤にさしかかっているところです。農作業を手伝いに来てくれたんだってね。仕事は君のためにたくさん用意しているから、いい汗流していってくださいよ。」

~ええっ?わたくし残暑見舞いに来ただけなんですが・・・。でも、これもお茶をより深く知るいい機会ですよね。頑張ります!

Josou001

私が体験させていただいたのは、茶畑の土手の除草作業です。炎天下の作業のため、とってもきつい作業でした。この時の有明町の気温は、33℃!お茶農家の方のお話によると、これでも一時期に比べてずいぶん気温が下がっているらしいです。

Josou002

堀口家四男の千郎(ちろう)さん(写真左)、千郎さんの長男 晃くんにコツを教えていただきながら、草刈り機で除草中。太陽は私たちのほぼ真上、ぬぐってもぬぐっても汗が噴き出してきます!

草刈りを一定のタイミングできちんとしておかないと、たちまち草が伸びてジャングルのようになってしまい、農作業に支障をきたすこともあるとか。茶畑の土手の草刈りは、夏場の重要な作業のひとつです。

それにしても、うだるような暑さ!情けないことに、ものの数分でへとへとになってしまいました。お茶農家のみなさんはそんな暑さの中でも、黙々と作業を続けます。はっきり言って、尊敬してしまいます。

Sp_youboku

渇水防止のために、スプリンクラーを回して水を撒いている有明町のお茶畑。私も、冷たいシャワーを浴びたい気分・・・

写真の様に幼いお茶の樹は、まだ根の張り方が弱く水分を吸収する能力が低くて木陰も少ないため、水やりや土づくりなど特に細やかな管理が必要です

先日、「真夏の農作業~静岡編」でお伝えした静岡県牧之原市とは、気候はもちろんですが立地条件に大きな違いがあります。牧之原市に比べここ有明町の茶畑は平地が多いため、スプリンクラーを大いに活用しているのです。

そして夏場におけるお茶の農作業で最も厳しい現場といえば、やはり荒茶加工(※1)の蒸しの工程(※2)などで火を使う、荒茶工場ではないでしょうか。私は、有明町の契約お茶農家、鍋山輝幸さんの荒茶工場を見学しに行ってみました。

(※1)荒茶加工:摘採されたお茶の葉は、様々な工程を経て、保存に耐えうる状態(荒茶)に加工されます。荒茶加工に関して詳しくはこちらをご覧ください

(※2)蒸しの工程:蒸気を使って蒸すことで、緑茶の酸化酵素の働きを止める工程。茶葉の緑色を残し、青臭みを取り除きます

Mushiki002_2

蒸し機の周囲は、立ち込める蒸気のためすさまじい熱気です

~うわー、まるでサウナみたい!鍋山さん、やっぱり荒茶工場の中はすさまじい暑さですね!

鍋山さん「そうですね、この季節の荒茶加工は非常にきついです。こまめに交代して水分をしっかり摂り、体調管理を万全にしています。

高品質な荒茶を安定的につくるためには、暑さに負けない強い集中力が必要です。今日も、おいしい荒茶が仕上がっていますよ。」

Mushi0812

蒸されたお茶の葉の状態を見極める鍋山輝幸さん すさまじい暑さの工場内の温度は、何と40℃をゆうに超える日も!しかし、蒸しの工程はお茶の品質を決定付ける重要な工程。おいしさのためには全く気を抜けません。

やっぱり、お茶農家のみなさんの体力や精神力はすごいなあ。私たちが「お~いお茶」を涼しい部屋で飲める陰に、お茶農家のみなさんの大変な苦労があること、改めて実感しました。

今回作業を体験させてくださったお茶農家のみなさん、本当にありがとうございました。まだまだ残暑は厳しいですが、ここが最後のひと踏ん張り。頑張ってください!

Rest

木陰で休憩する堀口千郎さん一家。右から千郎さん、奥様のまるみさん、長男の晃くん。真夏の農作業の休憩には、やっぱり冷たく冷えた「お~いお茶」。この季節、私も手放せません!

_____________________

「茶畑日記 こぼれ話」

~泰久さんと愛犬サクラ

Dakko

日課のお散歩の途中、サクラを抱っこする泰久さん

お茶の農作業で忙しい時期でも、朝の散歩を欠かさない泰久さん。泰久さんが愛犬たちへ向ける愛情が伝わってきます。もちろん、お茶に対する愛情も人一倍。おいしいお茶づくりのために全力で取り組む泰久さん、サクラも応援してますよ!

2007年8月21日 | 茶畑生活 |

トラックバック

この記事へのトラックバック一覧です:
真夏の農作業~鹿児島編:

コメント

クーラーの部屋にいても暑さを感じる猛暑の中、淡々と仕事をする皆さんのたくましさに驚きを感じます。まだまだ残暑厳しい折柄皆様ご自愛ください。熱い思いのつまったお~いお茶!大事に飲ませていただきます。

投稿: K・Y | 2007/08/21 18:22:48


編集部からのお知らせ