2007年7月28日 (土)
「お~いお茶」お茶のことわざ辞典
お茶のことわざにお詳しい 堀口常弘さん
日本には古来より、“お茶にちなんだことわざ”がたくさんあります。例えば「お茶の子さいさい」や、「茶々を入れる」などなど。皆様はいくつ知っていますか?今回はお茶のプロフェッショナル、鹿児島県志布志市有明町のお茶農家 堀口常弘さんに教えていただいたものを元にまとめてみました。
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「宵越しの茶は飲むな」
緑茶は鮮度が命です。淹れてから時間が経ったお茶はせっかくの香りが無くなり、しぶ味の成分が水に溶け出してしまいます。日付が変わるほど時間の経ったお茶はどうしても味や香りなどの品質が下がってしまうのです。お茶は新鮮なうちにおいしく飲みましょう、という意味の言葉です。
「茶々を入れる」
邪魔をすること、冷やかすこと。豊臣秀吉の側室、淀殿の本名「茶々」に由来すると言われています。言葉の響きは楽しそうですが、実際に茶々を入れられたらちょっとヤな気分ですね。
「お茶の子さいさい」
茶の子とはその昔、朝起きてからお菓子などの簡単なものとお茶で済ませた簡単な食事のこと。それが転じて、物事を簡単に片付けることを例える言葉になりました。“さいさい”とは、民謡などで聞かれるお囃子の言葉です。何だか、聞いてて心が楽になっちゃうような言葉ですよね。
「茶は水が詮(せん)」
“詮”は“肝心な点”という意味を表します。つまり、おいしいお茶を淹れるにはまず水選びが大事、という意味の言葉です。お茶のおいしさは水次第!詳しくは、4月27日「お茶のプロが伝授!緑茶のおいしい淹れ方」の「重要な水選び」を参考にしてみてください。
「朝茶には福が増す」
朝にお茶を飲めばその日いいことがある、という意味の言葉です。古くから、人々がお茶という飲み物に縁起の良さを感じていたことが伺える言葉です。また昔の人は、朝にお茶で一服するひとときを大切にしていたことも感じられます。
「朝茶に別れるな」
お茶を毎朝欠かさず飲めば健康になれる、という意味の言葉。古くから人々は、お茶がもたらす健康効果に期待を持っていたようですね。
「朝茶は七里戻っても飲め」
こちらも朝のお茶を欠かさずに、という意味の言葉。七里を現代の距離を表す単位に直すと、一里が約4kmですので28kmというとっても長い距離になります。実際にはそんなに離れてしまってから引き返すだなんて大変ですが、それだけ朝の一杯のお茶が大切に考えられていたという証だと思われます。
近年では、緑茶の健康効果が各分野で実証されてきていると聞いています。皆様も朝に限らず一日の節目節目をおいしい緑茶とともに過ごし、健康的な生活を実践してみませんか?
「日常茶飯事(さはんじ)」
お茶を飲んだり食事をすることは、日常的でありふれた風景。それが転じて、当たり前な出来事を意味する言葉になりました。
「茶の花香(はなが)より気の花香」
お茶で人をもてなすときは、香り高いお茶を出すに越したことはありません。しかしそれよりも、真心込めて相手を歓迎することこそが大事である、という意味の言葉です。お茶だけでなく、様々な場面で当てはまりそうな良い言葉ですね。
いかがでしたか?今回紹介した他にも、「茶目っ気がある」や「茶飲み話」など、お茶にまつわる言葉はまだまだたくさんあります。
お茶が、いかに私たちの生活に深く浸透しているか良く分かりますね。それに、現代の私たちの生活に当てはまる言葉もたくさんあって、いろいろと教えられる気分です。ますますお茶のこと、好きになっちゃいました!


















コメント
こんばんわ。 先日は、お電話で久しぶりにお元気そうな声を聞くことができ、うれしく思いました。
京子さんから、茶畑日記のことを教えていただき、時々拝見させていただいてます。
今日は、「お茶」に関することわざをたくさん知ることができました。
知らないことわざが いっぱい!!! びっくりしちゃいました。
昨日より長野へ出かけて来ましたが、道中「伊藤園 ふくよか」を、おいしくいただきました。 鹿児島は、連日猛暑とのこと・・。お体には充分お気をつけてお過ごし下さいね。
投稿: ゆ~みん(焼津住人) | 2007/07/29 19:59:09
常弘さ~ん、連日の猛暑で大変ですね。愛妻が焦げちゃいそうなので、大事にして下さいね!
投稿: まりん | 2007/07/30 13:52:59